佐賀新聞やネットにも紹介された『與止日女神社の銅鏡』―――
その鑑定できる方を探していましたが、
やはり専門家にお願いしたいということで、佐賀県立博物館の
蒲原宏行学芸課長に見解をうかがいました。
▼こんな見解を出していただきました。
1、直径8.5cm
前漢時代(紀元前7〜紀元25年頃)の龍文鏡をモデルに、
鏡に粘土をかぶせ鋳型を作る踏み返し技法を使った、南宋時代の中国製。
日宋貿易で持ち込まれたと思われる。

2、直径9cm
鎌倉時代(国産) 擬漢式鏡
中心部は亀、その上に鶴、そして菊の文様
天皇家の長寿を願い作られたもの

3、直径9.5cm
室町時代(国産) 擬漢式鏡
雀・稲穂・菊文様、五穀豊穣を祈願したもの

同じような銅鏡のように見えますが、やはり専門家に言わせれば
それぞれの違いがあるということでしょうかね。
その鑑定できる方を探していましたが、
やはり専門家にお願いしたいということで、佐賀県立博物館の
蒲原宏行学芸課長に見解をうかがいました。
▼こんな見解を出していただきました。
1、直径8.5cm
前漢時代(紀元前7〜紀元25年頃)の龍文鏡をモデルに、
鏡に粘土をかぶせ鋳型を作る踏み返し技法を使った、南宋時代の中国製。
日宋貿易で持ち込まれたと思われる。
2、直径9cm
鎌倉時代(国産) 擬漢式鏡
中心部は亀、その上に鶴、そして菊の文様
天皇家の長寿を願い作られたもの
3、直径9.5cm
室町時代(国産) 擬漢式鏡
雀・稲穂・菊文様、五穀豊穣を祈願したもの
同じような銅鏡のように見えますが、やはり専門家に言わせれば
それぞれの違いがあるということでしょうかね。